新規記事を作成する際に第一歩目となるキーワード選定。
「関連キーワード分析」を使用してキーワード選定を行う際に、一番初めに行うのはどのようなキーワードを軸にするかということです。
本記事では「関連キーワード分析」でまず始めに「調査するキーワード」にはどのようなものを入れたらよいか?をご紹介します。
【考え方①】自社の商品やサービスから考える
まず1つ目に分かりやすいのは、自社の商品やサービスから考える方法です。
▼結婚指輪・婚約指輪を販売している企業の例
この場合、販売している「結婚指輪」「婚約指輪」や、「結婚指輪 ゴールド」「結婚指輪 シルバー」などが軸のキーワードとなります。基本的には販売している商品がどのように一般的にカテゴライズされるかで 判断します。
〇良い例:「結婚指輪」「婚約指輪」「結婚指輪 ゴールド」「結婚指輪 シルバー」
×悪い例:自社オリジナルの商品名・ブランド名、品番
▼注意点
上記の通り、自社で提供している商品に独自で名前を付けている場合は軸キーワードにすることを避けたほうが良いでしょう。独自で自社商品名をつけている場合、市場ではそのサービス名がまだ認知されていない可能性があるためです。
一般的にユーザーが調べる可能性が高く認知されている言葉=軸となるキーワードと考えていただけますと幸いです。
【考え方②】自社サイトに訪れてほしいユーザーから考える
2つ目の方法は、自社サイトに訪れてほしいユーザーから考えるというものです。
ペルソナの検索キーワードから考える
まずは自社の見込み顧客となりうるユーザーを考えたうえでペルソナを設定します。
ペルソナの検索キーワードから考える際には、カスタマージャーニーマップを作成し、ユーザー層を顕在層・(準顕在層)・潜在層に分け、それぞれのユーザーが検索するキーワードを考えることが重要です。
▼結婚指輪・婚約指輪を販売している企業の例
例えば、結婚指輪・婚約指輪以外の軸キーワードを考えてみると「プロポーズ」「結納」「婚姻届」が上げられます。
結婚指輪・婚約指輪を購入検討しているユーザーを考えたときに、「結婚指輪」「婚約指輪」と直接検索するのではなく、それらの商品が必要になるタイミングを軸キーワードに設定することもあると考えます。このように、コンバージョンには近くないものの、潜在層のユーザーに対しての軸キーワードを考えていくことも重要です。
競合サイトのグローバルナビゲーションやカテゴリ・タグから考える
もう一つの方法として競合サイトがグローバルナビゲーションで設定しているものや設定しているカテゴリ・タグなどから、競合サイトがWebサイトでターゲットとしているユーザーを考えます。
グローバルナビゲーションはサイトによって形が異なりますが、基本的にはすべてのページに表示されるサイトのページ上部、サイドバー、ページ下端に、メニューボタンになっています。
グローバルナビゲーションやカテゴリ・タグは基本的に軸となるキーワードが設定されているのでこちらを関連キーワード分析で調査し拡張するのがおすすめです。
▼弊社運用中オウンドメディア「PINTO!」のグローバルナビゲーション・タグ一覧
企業のマーケティングを支援する「PINTO!」/ PINTO! by PLAN-B
以上の方法を踏まえて「関連キーワード分析」で調査する軸キーワードを選定してください。
軸キーワード選定はSEO対策でも難易度が高いところです。
もしご質問がございましたらSEARCHWRITEの右下チャットボタンよりご連絡くださいませ。
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「関連キーワード分析」の機能概要についてはこちらのページをご覧ください。
「新規記事の作成方法」についてはこちらのページをご覧ください。