上記画像のように自社キーワード分析機能の『貢献キーワードでの分析』で貢献CV数がすべて0になっている場合、下記が原因と考えられます。
- そもそもCVが獲得できていない
- CV設定しているGA4のドメインURLとGSCでデータ取得しているドメインURLが異なっている(別ドメイン)
それぞれの解説と対応策について説明いたします。
<そもそもCVが獲得できていない>
CV獲得ができていない場合「セッション数」の不足「キーワードの順位」が上位表示できていない、「CVR」に課題がある可能性があります。
CVに近いと考えられるキーワードで上位表示(1-5位)ができていること、流入数も獲得ができているかなどを確認してください。
対応策①:質のいいSEO記事を作成し順位を上げて流入数増加を目指す
流入が取れていない場合はキーワード順位を確認した上で下記対応を実施してみてください。
キーワード順位6‐50位 → 上位表示させるためにコラムのリライトを実施
リライト(流入数最大化)対象キーワードを見つけたい – SEARCH WRITE
キーワード順位1-5位 → タイトル変更
タイトル変更(流入最大化)の対象キーワードを見つけたい – SEARCH WRITE
対応策②:CVRの改善
CVに繋がる導線設計ができていない場合は下記対応を実施してみてください。
コラムに入ってくるユーザーのニーズに合ったCVポイント(CTA)の設置
CVR(CV率)とは? 平均は何%?低い場合の要因、改善方法を解説! | 株式会社PLAN-B
これだけはおさえて!CVボタン改善でCVRを劇的に上げるための3つの方法 | 株式会社PLAN-B
<CV設定しているGA4のドメインURLとGSCでデータ取得しているドメインURLが異なっている(別ドメイン)>
自社キーワード分析の貢献CVは、GA4で取得したURL毎の流入数やCV数を基にキーワードの検索ボリュームやCTR、表示回数などを加味してSEARCH WRITEの独自ロジックでキーワード毎に割り振っています。
そのため、貢献CVを出すには、キーワードの検索ボリュームやCTRはGSCのデータから取得していることもあり、GA4とGSCのデータ取得元(ドメインURL)が完全一致している必要があります。
CV設定しているリンクがGSCとは別ドメインの場合(クロスドメイントラッキング・サブドメイン含む)は、貢献CVとしてデータ取得ができません。
対応策:ドメインが異なるページをCVとする場合は、外部ドメインリンククリックをGA4上でCV設定する
クロスドメイントラッキングやサブドメインでCV設定している場合は、イベント名を”page_view”で設定しているケースが多いと思います。
このCV設定の場合は、貢献CVにはデータが反映されません。
貢献CVとしてデータ取得ができるようにするためにはイベント名を“click”で設定いただくことを推奨します。
参照:【入門編】GA4のコンバージョン設定について|具体的な手順を解説! | 株式会社PLAN-B
■よくあるイベント設定例:
パラメータ「event_name」 演算子「次と等しい」 値「page_view」
パラメータ「page_location」 演算子「次と等しい」 値「サンクスページURL(別ドメイン)」
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■貢献CVとしてコンバージョンを見れるようにするための追加設定イベント:
パラメータ「event_name」 演算子「次と等しい」 値「click」
パラメータ「link_url」 演算子「次と等しい」 値「遷移先URL(別ドメインのリンク)」
以上となります。
ご不明な点等ございましたらSEARCH WRITE上のチャットボット機能よりお問い合わせください。